focus2012レポ
2012.04.18
先日神戸ZINKで行われた「focus2012」と「ZINK12周年」にお越し下さった方々、参加された全てのスタッフさんバンドお疲れさまでした。
旧知の梅田noonが府警の不当なガサ入れを喰らい窮地に立っている最中だったので、暫くはステージに上がる度に昭和初期に制定された時代遅れの「ふーえーほー」の事を啓発して行こうと決めていた。多くの賛同を得る事が出来て力強く思いました。
本当に良いイベントでしたよ。
この日は他にも良いイベントが関西各地で行われてて、正直動員は少なかったけども、量より質ですよ。強がりじゃなく。
あの広いZINKの舞台の前の方にみんな集まって飲んで騒いで踊って考えて。音楽と人が対等に存在し合えるなんて何て素敵。人が多ければそれだけ意識は拡散します。伝播力もあるだろう。しかし、お金を払って、時間を割いて、この音楽に出会おうってココロ一つを持参して来てる僕らにとって、広かろうが狭かろうが、人が多かろうが少なかろうが、この自分が隣の誰かも知らない人と、肩がぶつかり、手が触れようが「それがpeace」であれば何だってokになるのが良いイベントだ。
「focus」というイベントの主催者は、神戸に拠点を置く「こんなに良いのに売れない、ライブする度に赤字が出るバンド達」を俺が何とか応援するっていうハートコアなヒズムレコード店長の田口くんが立ち上げました。
彼とはもう長い付き合いになる。俺等もライブやる度に赤字になるバンドです。でもその為に仕事をしてます。音楽をやる為に仕事をする。仕事をする理由があるってことは幸せなことよ。
喜怒哀楽が自分でコントロール出来ないくらい外へ向かおうとする衝動を音楽を借りて、正々堂々と外へ放り出す。ただ放り出すだけだと無責任やし、単なる暴力だから一生懸命、手を加えて芸術にする。この芸術にするという事、これがきっと最近変わって来た。そのテイストはずっと「情景」だった。けれど、個人的に長年越えられなかった壁を越えた後、「ユーモア」に変わった。笑ってもらったり、踊ってもらうことはとっても大変なこと。そこへ今はトライしている。
このイベントでは多くの懐かしいバンド、新しい出逢いがあった。
memento森
urema
psybava
pasteur
NOKIES!
DJさん、フードのFARMHOUSE CAFEさん皆さんお疲れさまでした。
打ち上げで絡んだmemento森、uremaのKくん、君たちに出会えてホント面白かったよ。久々に別れが淋しかったで。
音楽ってええね。ほんまにええね。
帰りに神門聴きたくなった。車に積んどきゃ良かったなぁ〜
みんなまた会おうな!