「解散ライブ」が過去最高の出来って僕達らしくて愛おしい。 | ha-gakure

「解散ライブ」が過去最高の出来って僕達らしくて愛おしい。

2013.09.4


9月1日、敬愛する吉っちゃんがオーナーを勤める「PANGEA」にて99年から活動して来たha-gakureというバンドの15年間に無事終止符を打つ事が出来ました。
多くの友に見送られての大往生でした。心より、心より感謝申し上げます。

スクイズメン、キツネの嫁入り、本当にありがとうございました。リリースを控えた両バンドという事もあり少しでも力になれたなら嬉しい限りです。

そしてある大切な方の名前をコール出来なかった無念をここで晴らさせて下さい。
『PAをしてくれた加藤くん!ありがとう!!』
加藤君のお陰で足下のディレイのON/OFFから解放されました。安心して最高の音響の中でライブが出来ました。

今は終わりの時がフニャフニャ、モヤモヤしなくて良かった、という事に尽きます。
「終わりよければ全て良し」かどうか、それは今後の自分たちの生き方によるんだろうけど、各メンバーにとって確実に次段階への追い風になると思います。
宮くん、菅波君、桝くん、あぁ、無事に終わったねぇ〜。ゆっくり休んで、また新たな道を互いに模索してゆきましょう!

初期メンバーも現メンバーもha-gakureを本当に愛してくれてて自分には勿体ない人たちでした。
そして何より音源買ってくれたり、良かったよって声を掛けてくれた、そして時間とお金を僕らに分けてくれてライブに足を運んでくれた方々、また、聴いたことないけど何処かの誰かとの会話の中でha-gakureの名前を出してくれたり、youtubeでライブ映像だけ観てくれた方や、ちょっと気になってた、って方、本当に有り難う御座いました。

そして、音楽で出会ったけど不思議な因縁で、物販手伝ってくれたり、写真撮ってくれたり、あだ名で呼び合える仲になったり、ちょっとした胸の内を打ち明ける仲になったり、そういう関係になれて嬉しかったです。僕にとってはそれが一番のha-gakure結成の目的だったように思います。

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僕はha-gakureのお陰で影山、イクラさん、菅波くん、宮くん、桝くん(僕が出会った順)、という最高のメンバーに会えました。
弟が死んでくれたお陰で「春夏秋冬」という曲に出会えました。
その曲は僕を救済すると共に、多くの友達を僕にプレゼントしてくれました。

そんなha-gakureのお陰で妻に出会い、結婚し、今、三ヶ月になるセガレにも会えました。
人生って不思議過ぎます。

バンド活動に心血を注いだとは胸張って言えないし、いつもどっち付かずだったし、アレとコレを天秤にかけてたし、立ち位置把握出来てなかったし、覚悟もなかったし、15年間、着地点どこですか?っていつも中2の自問自答してたし、なのに年月は流れて行くし、歳を取ると小さなプライドが邪魔して視界ボヤけてくるし、たまに過去を振り返ってしまうし、安心したいし、怖いし、本当に数えきれないくらい溜め息付いたし、結構歌詞飛ぶし、足下のディレイ不注意で壊すし、いつも助けてもらってばかり。でも解散ライブが過去最高の出来だったことが僕達らしくて愛おしいです。15年の活動の中で出会って来た人々の声と顔と光と温度と共に解散ライブの日のことは忘れることはありません。

解散して良かったです。真剣に解散できて良かったです。あんな良いライブさせてくれて凄く嬉しかったです。
15年間御愛聴いただき、誠にありがとうございました。この道を歩いて来て良かった本当に。
ha-gakure一同

2013.9.4
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追伸・まだサーバーが生きてるのでブログは書き続けます。
よろしくです!