僕らも変わるべき時じゃないか

2012.07.9

うーんにわかには信じがたいニュースをNOROSHIのハヤトくんから。これは赤旗新聞の記事なんです。五大紙は書いてないみたいですね。そこは慎重に見ていかないといけないんですが、むしろシガラミのない赤旗だから書けたのかな。こんな内容です。
大飯原発が動き出したよね。その陰で、フルで動いてた関西電力管内の火力発電が８基も止められるようです。
火力は放射能の心配はないけど、まぁね、ご存知のように高いのよね資材コストが。原発の何倍も経費が掛かる分、電気代上がるだろうし、温暖化ね、これもあるけどね、まぁ考えてみて。こりゃ関電の経費押さえたい欲望丸だしだね。
本当は電力が足りてるんだろうぅ？とかの話は推測でしかない話だから置いておいて、プルトニウムは事故起きたら取り返しつかないし処理の仕方も発明されてないもんをブン回すより、CO2が出て、お金も掛かるけど「その分は喜んで負担するって」思ってるよ結構リアルに。
何ならCO2減らす研究費用を電気料金に上乗せしてくれてもええねん。その分節約するし。多くの人にとって原発から離れる生活ってそれくらい価値あるものになってるの。
もうそんな皮膚感覚さえ分からなくなってるんかなぁ。。お役所仕事は大変だね。世間のことより身内の目線が気になるってことかな。
まったくね、困っちゃうよ。
火力8基動かす経費分を電気料金に上乗せしてくれる方が、終わりなきプルトニウム地獄より断然お得やねん。そろそろ価値観変えようよ。
安けりゃいい、その場凌ぎでも今さえ怠惰に生きれたらええわ、未来のことなんか知るか！と利用者が思っていると思うか？。そりゃ株で儲けたいエゲツナイおっさんもおるやろ。そんなん一部の鬼畜や。
電力会社が、コストの安い原発で利益を上げたいのは良く分かるよ。そりゃ儲けなあかんわな給料も払わないけん、株主もうるさいやろ。
だからよ、だから堂々と火力、風力、地熱、水力総動員してしっかり儲けなよ。
原発に金払うよりめちゃくちゃ嬉しいわ。
「電気料金上げてもええから原発やめときーや」という利用者の声が大きくなれば良いと思う。
「反対！反対！とにかく原発反対！」ではもはや届かない。相手も企業である以上儲けたいもんな。
一方的に企業批判して、逆ギレ状態で、「じゃあコスト掛かるけど火力フルで行きましょうか？電気代ちょっと高いけどプルトニウム地獄よりマシでしょ？」と来てくれたらしめたもんよ。百歩譲ってね。
対して、
「いやや！なんでお前のとこが悪いことやったのに、お前の都合で、こっちが損せなアカンねん！いややいやや！お前何とかせえや、停電とかさすなや！」
という応酬では無限ループです。
企業側も意固地になるだけや。
インフラ企業は高度経済成長の日本を支えてくれました。一方、そのプライドの高さ、傲慢さは民営の皮被ったガチガチの役所だから自浄力はないに等しい。
身内を必死で庇うでしょう。そんな彼らに一方的な批判は逆効果としか思えない。どんどん結束して悪意さえ抱くかもしれません。
彼らの言い分は、口には決して出しませんがこうでしょう。
「求めたんはお前らじゃなかったっけ？」
これ、お互いにやっちゃうともう駄目なんです。
だからそろそろ、
「電気代上げてくれてもええ、あんたの儲けの為に原発動かすくらいなら、こっちもリスク負うから、儲け出るように払うから原発だけはやめとこうね」
っていう流れを作って行くしか道はないのではないかと思う記事でした。
しかし、この記事が真実かどうかまだはっきりしません。
自分で冷静に判断して負うべきリスクは積極的に負うべき時代に突入していると思います。
野田さんに訴えても直に変わります。もうすぐ野党になるでしょう。一体どこに声を上げれば良いのでしょう。経済です。悲しいことに金の流れをメインにして法律やインフラ、大きな公共事業、政治は回っています。それが未来を作っています。
そこを受け入れるのは薄汚いと思うかもしれませんが、堪えて堪えて、関電が損をしないように脱原発に導けるかどうかしかないと思います。その為には有権者が賢くなり、許せる度量を持つ方が早いです。それはあれ程の規模でデモを生み出せるエネルギーは企業の側になく、市民の方にあるからです。d電気利用者が強くなる方が未来は近いでしょう。
国力は落ちてます。優秀な人間、技術は海外に流れています。
モラルも少しづつ劣化し、自己顕示欲が肥大し過ぎて他者との共存が少しづつ苦手な国になってます。
国家はどんどん衰弱して、偉い政治家も減ってしまいましたね。
政府、電力会社、株主を叩いても硬化するばかりです。
もはやこちらが進化し、共に進もう、リスクは我々も負ってやるから、あんたらはその道のプロだろ、必死でアイデア出してくれ、こっちもがんばるから、という気持ちで彼らと接するとどうなるでしょう？ヌルいですか？
「関電がそうくるなら、こっちも酷いことやったるわ！」と逮捕者が出て、復讐のゲバ棒でも始まれば安保の二の舞です。
はっきり言うて関電は終わってます。この記事が真実なら人間として終わってます。
彼らに届く言葉はないでしょう。だからこちらが変わるしか、もう未来はないのです。
これは革命です。精神革命です。
「お前らが変わらんのなら、わしらが変わって導いてやるわ！電気代上げてええで。だから火力止めるなや。次世代エネルギー生んでくれるなら研究費募金してあげるって」
というデモどうでしょう。ただただ反対ではもう何も変わりません。プルトニウムだけはいやです。反対と声を上げる、その分のリスクは負いたいと思っています。