岐路
2013.12.28
一年が終わろうとしている。
この一年もまた様々な色、人、光が流れ去って行った。
我が骨肉であったha-gakureの解散、そしてもうひとつ。
弟が沖縄から大阪へ戻って来る。
奥さんと子供二人を連れて。
沖縄で6年、寺務めして経験を積んでの帰還である。
どのように変わったか再会が楽しみだ。
このタイミングで自分自身は少しずつ自坊の広島の寺院へと移行してゆこうと考えている。
大阪で僧としての下地を学び、自立して大阪分院を開き、布教という想いで音楽で言葉を放ち、自分自身の為にはもう充分の時間、投資させていただいた。
大阪と広島を行き来しながら故郷の人々ともコミニティを広げ、僧として、個人として良きモノを還元できる工夫をするべき岐路に立っているように思えてならない。
それは期せずして沖縄から引き上げてくる弟が与えてくれた不思議な機会であろうと思う。
ライフワークとして捉え始めている音楽の事、仏教との関わりの中で言葉と向き合える時間を得たこと。音楽との付き合い方も少しずつ見え始めている。
心の中から沸き上がるものを道しるべに。
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