スキマ産業vol.04 meets reirou lenz


2006/04/23(日)

スキマは常にそこに存在し、
語られる時のみ輪郭を形作る。かの音世界は
玲瓏し、観客をレンズとして集約させる。
彩るのは七組のアーティスト

ドーマンセーマン

土。じとっと体の内側からこぼれ落ちるサウンド。
とけこみもせずに、そこにある。
そこにスキマがあったとしてそこに潜む。

audio safari

切なくノスタルジックな情景の浮かぶ音像と雰囲気。空間を包み込む唄。
引き裂く声。全ては音の中に。空間の中に。
そこにスキマがあったとして溶け込んでしまう。

ha-gakure

ラップによって紡がれる言葉は、元々そこにあった言葉。
残る言葉の数々は、必要な世界
、、苦節5年、ようやく1st音源『庭』をリリース。
そこにスキマがあったとして物語を語ってくれる。

スクイズメン

スペーシー・きらきら
輝き、跳ね返す。そんなサウンドは踊れるポップス
先月、代表曲や新曲に山本精一・イルリメによるリミックスを加えた
ミニアルバム“a.k.a.”をリリース
そこにスキマがあったとしてキラメイテ気づかせてくれる。

ゆーきゃんmeetsあらかじめ決められた恋人達へ

あらかじめ決められた恋人達への透き通る海でゆーきゃんが語りだす。
気が付けば波間にもまれている。
そこにスキマがあったとして包み込んでしまう。

HOSOME

引き裂かれた空間に気付く間もなく終わる楽曲。
意外な程のポップなメロディとフレーズの断片は脳裏に切り刻みこまれる。
そこにスキマがあったとして引き裂いてしまう。

笹倉洋平(場内展示)

シンプルな絵の世界、点と線とがつながった時、
音と世界を縁取る。
そこにスキマがあったとして縁取ってくれる。

 丸太町club metro

606-8396 京都府京都市左京区下堤町82